卵の品質はえさ=飼料で決まる

卵の品質は「えさ」で決まるといっても言い過ぎではありません。鶏が食べるえさによって、卵の品質は大きく変わるのです。つまり、そのえさ=飼料が安全で品質の高いものである必要があります。
グリーンファームソーゴでは、親会社であるフィード・ワン㈱との連携体制により、毎日安心な飼料を仕入れています。
専用車両で毎日配達
フィード・ワン㈱の神戸工場から、専用車両で毎日飼料が運ばれます。その巨大な車両から長い長いアームが伸びて飼料タンクに供給される様子は、思わず見上げてしまうほどの高さ。飼料は鶏舎の鶏たちに素早く確実に届くよう、全自動で給仕されます。そして、きちんと餌が行き届いているかどうかを目で見て確認するのが、私たち人間の仕事です。
定期的な検査で安全の追求
フィード・ワン㈱では、サルモネラ菌の定期的な検査や、出荷時のランダムでとった飼料の検査等、安全面に考慮した品質管理体制を充実させています。また、どこから原料を仕入れているのか、といったトレーサビリティシステムに裏付けられた効率的な物流システムを通して、常に高い品質を維持しています。
えさの種類とたまごの種類

えさ=飼料の種類は1つだけではありません。どんな卵をつくりたいのか、その特徴によって使う飼料が変わるのです。店頭に並ぶ卵も全部同じではなく、味や黄身の色などが違うといった特徴を持っていますが、それは飼料の種類によるものです。グリーンファームソーゴでは常に複数種類の卵を生産できるよう、毎日違った種類の飼料を仕入れ、生産にあたっています。
栄養管理された配合飼料で発育と産卵を助ける

飼料の原料は様々です。とうもろこしや精白米、大豆油かすなど他にも多数。それらの配合比率や種類によって鶏がどんな卵を産むのかを大きく左右します。その際に実現しているのはきちんと栄養管理された配合飼料。夏には夏用の飼料、といった形で、環境に合わせて飼料をコントロールすることで、鶏の無理のない発育と産卵を助けています。よい卵を作るためには、よい餌と健やかに育った鶏が必要なのです。