鬼伝説の町 大江町

 〜昔丹波の大江山 鬼共多く籠り居て〜小学唱歌「大江山」の一節にも歌われるように、私たちの町「大江町」には酒呑童子に代表される鬼伝説が息づく名山「大江山」があります。美しい川と鮮やかな花、萌える緑に囲まれた田舎町大江町は、この鬼伝説を生かした町づくりを続けてきました。町のいたるところに鬼の像や鬼瓦など、鬼にまつわる見所が満載です。
 また、大江山山頂からは雲海が見られるスポットとしても有名で、全国の旅行者や写真愛好家たちを魅了し続けています。

鬼のモニュメント

大江山「酒呑童子の里」にある巨大な鬼のモニュメント。酒呑童子と茨木童子、星熊童子3体の鬼が見事に表現されています。このモニュメントはウルトラマンのデザイン担当をされた成田亨氏による製作です。5mの台座と3mにおよぶブロンズ像は、雄大な大江山に緊張を走らせます。酒呑童子の像はまっすぐに京の都を指差し、恐ろしい形相で威嚇している様が伺えます。

大江山鬼瓦公園

北近畿タンゴ鉄道大江駅を出てすぐ眼前に広がる大江山鬼瓦公園。この公園は全国の鬼を愛する人たち〜鬼師〜の手で作られました。鬼伝説にちなんで町おこしをしてきた大江町の集大成とも言える場所です。全国の鬼瓦制作者による鬼瓦72個が一同に集う「屋根付き鬼の回廊」。その隣には全国各地の鬼瓦を載せた「鬼面柱の回廊」があり、大江の町を見守り続けています。

元伊勢内宮皇大神社

いわゆる三重の「お伊勢さん」よりも54年も昔に祀られたと言われる元伊勢内宮皇大神社。黒木の鳥居は全国的にも珍しく、2000年を超える歴史を感じさせます。10代崇神天皇による天照大神を祀る神社として創建されましたが、その4年後に皇大神は倭へ帰り、54年後に伊勢に鎮座されたと伝えられています。この他にも元伊勢にまつわる2社(外宮、天岩戸)の神社があります。

二瀬川渓流

大江山の懐。大江山連山の最高峰・千丈ヶ嶽を源とした水が雄大にかつ勢いよく流れる二瀬川渓流です。複雑に入り組んだ奇岩と深い森は四季を通じて様々な表情を見せてくれます。その変化に富んだ渓谷には吊り橋「新童子橋」がかかり、二瀬川渓流を一望できます。澄んだ空気と渓流の心地いい音が響き渡る、心に染み入る場所です。

棚田の穏やかな風景

最近では珍しい藁葺き屋根の建物も見られる田舎町大江町。大江山にある小さな集落・毛原では、600枚の棚田が忘れかけた自然との調和を思い起こさせます。この地域では棚田農業体験ツアーを企画するなど都市と農村の交流を図っており、古き良き風景を残しながらも次世代を見据えた新しい取組みがされています。